民間による宇宙産業に暗雲?今度は商業宇宙旅行用旅客機が墜落し1名死亡という事で・・・
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10月29日、アンタレスが墜落
つい先日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資や研究機材を詰んだロケット「アンタレス」が打ち上げてから6秒後に爆発した事故は記憶に新しい出来事です。墜落したニュースが駆け巡ると、開発会社のオービタル・サイエンシズは株価が急落。
そして、今回爆発したエンジンは40年前にソ連が開発していたという話や、軌道に乗らず住宅街に墜落する可能性から自爆させたという話も上がっている中、ロシア側がアンタレス墜落の数時間後にソユーズロケットを打ち上げ、成功。アメリカではロケットを民間活用した事に対して政権批判が強まりそうという見方も出ています。
今度は宇宙旅客機も墜落
そうした中、今度は宇宙旅行者用のスペースプレーン「スペースシップツー」が墜落。
高度1万5000フィートで中央の小型飛行機を分離し、ロケットエンジンによる噴射で弾道の様に 宇宙に飛び立つというこの飛行機が墜落してしまった様です。
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墜落したと思われる地域周辺には主翼や尾翼がバラバラになって散乱しており、搭乗していた1名が死亡、もう1人も重体とのこと。安全性がおそらく最も重要視される宇宙旅行にとって、機体のテスト飛行の失敗はかなり大きい影響が出そうです。 ちなみに国内ではクラブツーリズムが販売・旅行者募集を行っている様ですが、 その対応も気になる所です。